フライフィッシングのとびら

初の天然イワナ、残念ながらサイズは出ませんでしたが、その美しさ、もう最高です。

2005年9月16日から早朝、折立登山口から登り、太郎平小屋へ昼頃着、その後薬師沢小屋まで2時間少しの、まさに「登山」を経てようやく入った黒部源流域。源流域の割には開けてキャスティングもそれほど苦労せず。

小屋に着くともういてもたってもいられず、体はバテバテにも関わらず、小屋の目の前の出合いを500mくらい下ったところから釣り上がり、２時間足らずで９匹ランディング。初の天然イワナ、あのプルプルとしたロッドの感触はいまだに手に残っています。

２日目は赤木沢出合いまで１時間渓沿いを登ってから釣り始めましたが、若干選択ミスでした。ものすごく対応が丁寧な小屋のおにいさんに後で聞いたところでは、小屋から200m離れたところから「赤木沢出会いまで」が良いポイントとか。あと時間帯もポイントの一つ。出合い上流域があまりに反応がないんで釣り下がってきたところ、ようやく午後１時頃から活性が上がってきて釣れ始めました。季節にもよるのかもしれませんが、午前中は本当に全くといって良いほど反応がなかったんです。

おにいさん曰く、「昔に比べると魚影は数１０分の１」とか。う～ん、昔に来たかった。でも昔は今みたいに簡単に入って来れないから無理か。

２日トータルで１８匹、サイズは２２cm止まりでしたが、１つのプールで一気に６匹連続でランディングするなど夢のような体験の数々。それにしてもあのオレンジの点々のイワナ、きれいだったな～。