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2006年02月21日

シマケンコイル(その4、シマケンさんからの回答)

モノフィラ(ナイロン)の道糸をフロートタイプやサスペンドタイプを使うことの是非について、フライの雑誌社さんに問い合わせたところ、

ご質問の件について、ただいま島崎憲司郎氏に直接
聞いております。回答を『フライの雑誌』次号へ掲載する
予定です。いましばらくお待ちください。

とのお返事が来たことは既に書いたとおりです。

フライの雑誌早春号を早速手に入れたYさんからの情報によると、ワシの質問とシマケンさんからの回答が掲載されとる!とのこと。


そこで、Yさんから早速フライの雑誌早春号を貸してもらい(←経費節減)、見たところ・・・載っとる!

フライの雑誌社に何の断りもなく(←オイオイ)、質問者の特権(?)でここで紹介します。

(質問)
編集部様
新装版「水生昆虫アルバム」を読み「勉強」しているところです。さて、シマケンコイルをトライしようと思って検討していて疑問が浮かびましたので質問させていただきます。
(1)コイル部分は「蛍光(またはクリア)モノフィラメント」とのことですが、 要するにナイロンの道糸との理解でよろしかったでしょうか?
(2)また、最近の磯用道糸には「フロートタイプ(水面に少し浮く)」(ダイワアセトロンフカセライトなど)や「サスペンドタイプ(水面下を漂) 」などもありますが、用途から考えるとフロートタイプがより良い
ように思いますがいかがでしょうか?

(答え)
ご質問について著者の島崎憲司郎氏に伺いました。
(1)ナイロンの道糸です。最近の製品は癖のつきにくい加工をしているものがありますが、通常ではそれが長所になってもシマケンコイルには短所となり、むしろ癖がつきやすい(爪で擦った時にカールしやすい)製品が適しています。一つの目安として値段が高い糸よりも安い糸に良いものが多いようです。
(2)糸の比重が重いサスペンドタイプより比重の軽いフロートタイプの方が用途に適していますが、「グリースやスプレータイプのフロータントを施した状態で良く浮く」ことがキモとなります。
(3)試しに3号の糸を何種類か手に入れて実際に釣り場でいろいろやってみると微妙な違いが解りますよ。補足←ホントの事を言うと糸云々よりずっと大切なのはキャスティング。付録の裏面にも書いてありますが、余分な力を入れない滑らかでトルクのある正確なキャスティングとラインコントロールが最大のキモです(島崎憲司郎)。

参考になりましたでしょうか。


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この記事へのコメント
こん**は。

narukawa119さんが質問してくれたおかげですね。
細かいところまで聞かなかった(聞いたとしても、すぐに忘れちゃう)ので、
記事のコピーはとても参考になりました。
どうもありがとうございます。
Posted by チュン at 2006年02月22日 17:54
チュンさん、こんばんは。
道糸の海水用と淡水用の比重の違いとか、いろいろ勉強ですわ。
勝手に載せちゃいましたけど。
Posted by narukawa119 at 2006年02月23日 00:34
 
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