クライマックスは突然に♪石徹白C&R

narukawa119

2006年08月05日 11:14

日が暮れてゆく中、ライズを待つ。ちょうど1週間前の同じ頃、通いなれた様子のフライマンが陣取っていたプール。
このプールで果たしてライズはあるのか。

パシャッ・・

始まったぞ!
かなり薄暗いが何とかライズポイントが分かった。時刻は午後7時20分過ぎ。既にティペットの先にはライトケイヒルが巻いてある。

2投目、ライズポイントの辺りをうまく白っぽいフライが流れた。
思ったとおり、小さな飛沫が上がり音もなくフライが消えた。反射的にロッドを立てる。
と、グンッとした感触が手に伝わったかと思う間もなく、今度はすごい勢いで上流へ走り始めた!

これまでより明らかに早く、しかも重い。

ぐぐぐぅーと腕全体に感触が伝わってくる。
しかし、これほどの感触に対する心の準備が足りず、完全に魚の方にペースを握られしまった。
強力な突進が始まって、ものの3秒でぷっすん・・・

ボーゼン _| ̄|○
これほどの感触の大物(だと思う)が掛かるという心の準備が足りなかった。戦う前に負けていました。でもこれが腕なんでしょうか。技術的にはロッドを寝かせてしまったのが敗因の一つだと思いますが、うまい人は自然とそうならないように出来るんでしょうね。
それにしてもあんな感触、ニジでしか経験したことないな~。

その後、気を取り直して、ほとんど月明かりだけの状況の中で、もう1発ヒット!
もうフライは見えなくて、ロッドとラインを一直線にしてなるべくたるみが出ないようにしていたら、ヒットの感触が伝わってきました。
ぐぃーんと走ったんですが今度は何とかランディング成功。先ほどよりは軽い印象だったのですが、ネットに納まったイワナを見ると意外とデカイ。しかも、おぉー、ええ尾びれやー。天然かな?
26cmイワナ、尾びれが立派


ライズがあったのは7時20分頃から8時頃までの40分間。ほとんど真っ暗な中でした。
スキー場近くにも関わらず、この日の昼間はすごく暑くて苦戦(21cmと22cmのイワナ2匹)してたんで、イブニングのアドレナリン噴出体験で、大満足の釣行でした。

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