2008黒部源流(前編)
行ってきました。2年ぶりの黒部源流。先ほど帰宅したばかり。あーぢかれた、でも楽しかった。
今回のベストショット、27cmの黒部源流らしいイワナ。
今回は大物狙いに徹していたせいなのか、それとも季節的なものなのか正直よくわかりませんが、全体的にはイワナの反応はスローだったなぁ。
そういや、私の昔の黒部源流の記事(
2005年、
2006年)を見て黒部に来た方とばったり薬師沢小屋で出会ってしまいました。その方が小屋に到着された夜がこちらの3日目の夜でもう翌日小屋を発つという状況でしたが、こんなことってあるんやなぁ。
【9月3日】
さて初日、9月3日の朝、前夜に有峰林道の料金所ゲート前に車を停めて(料金所は20:00~6:00まで閉鎖されてます)テントで宿泊した我々3人は6時に林道に入り40分ほどで折立登山道の駐車場に入れ、いざ過酷な山登りに出発しました。
折立休憩所前の風景
登山道入り口
三角点を過ぎても、この辺りのだらだらとした登りが結構キツイです。
曇りの天候でしたが山登りは順調に進み、太郎平小屋まで標準タイム5時間のところ4時間ほどで到着。
そそくさとカロリーメイトで昼食を済ませ、さらに1時間で2年前と同じく薬師沢左俣へ入渓。
あ~2年ぶりに黒部にやってきたなぁ。
このころにはそこそこ激しい雨も降っていましたが、まずは1匹目。フライは今回の黒部では全て#11のEHCで通しました。さすがに小さいのイワナにはよく弾かれました。まったくマッチしていたとは言えませんが、まずまずの反応があったと思います。
1時間半ほどで切り上げ薬師沢小屋に向かいました。薬師沢は結果的には黒部川本流よりも反応は良いですが、サイズはでませんでした。
初日の最大はこの22cm
薬師沢での釣りの時間を除くと、トータル7時間ほどでようやく薬師沢小屋に到着。足がパンパン(笑)
ビール飲んだらあっという間に眠くなって、消灯時間(20:00)前に寝てしまった。
ちなみに薬師沢小屋は2食付き8,400円。翌日の昼の弁当(もち米で作ったちまきのようなおにぎり3個)を加えた3食で9,200円。ビールは350mlで600円、500mlで800円です。宿泊人数にもよりますが、今回は夕食・朝食とも5:30でした。
【9月4日】
9月3日夜の薬師沢小屋は、夏休み明けの平日で、またこのところの天候不順のせいもあったのでしょうか、ガラガラで我々3人のほかは単独の登山客が2人だったけな、といった程度。釣り人は我々のみで、宿のおにいさんに聞いた情報も参考に、4日は支流のA沢、B沢との出合い辺りから黒部川本流を釣り上がることにしました。
まず薬師沢小屋の前のつり橋を渡り
そこそこ厳しいヘツリもあります
1時間少々でB沢との出合いに到着。
出合いから下流側のプール
B沢というのはこんな沢ですが、増水すると渡れなくなる(小屋に帰れなくなる)ので要注意
小屋から下流側のこのあたりは、大きくて深いプールが多いです。サイズも大物がいる可能性が高いらしい。
反応が乏しい中、岩壁沿いの小さな反転流を集中的に狙ってなんとかこの記事のトップ写真のサイズを引きづり出したような状況でした。
この日はあと2本の27cm。これは大岩脇のこれまた泡が立つ反転流で仕留めた1本。
こんな早い流れでは付いてないかなぁ、と思いながら激しい流れの脇でガボッと飛び出したのはのはデカかったんやけどなぁ。ドラグでスカくってました。空振りしたあとすぐまたアタックに来て、これまた空振りするとは・・・
数的にはスローですが、いいサイズが出て満足、満足。尺には・・・もちょっとだけね(笑)
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