EHC再発見
今回の庄川釣行では、改めてエルクヘアカディスの実力を実感しました。
前回釣行でも庄川のイワナに実績があったので、今回は最初からEHCを使ったいたのですが、すこぶる反応が良かったです。
寺河戸川のような落ち込みが続く渓では「浮力」が重要になってくるのですが、白い泡辺りに何度も落としてもその浮力はなかなか失われることはありませんでした。プードルですとフラットな流れでの浮力はEHCと比べても遜色ないと思うのですが、落ち込み周辺でフライが「もまれて」しまった時には比較的早く浮力は落ちていきます。
また、可視性の点でも1枚上手ですね。いくらパラシュートとは言え、フライ全体で見易さを主張するかのようなあのボディにはプードルも敵いません。
さらに、改めて発見したのは、「水中に沈んだEHCは良く釣れる」という点。
かつて、三重県いなべ市藤原町の管理釣り場サンクチュアリで夕闇の迫る中、沈んだEHCをリトリーブして
超大物レインボーがガッツーンとヒットしたことがありますが、今回、終盤にフライチェンジが面倒になって浮力の落ちたEHCをそのまま使っていた時、「ありゃま沈んでしもた」フライで結構釣れたんです。
あ~、沈んだフライが流れてくのが見えるわ~・・・と見てたら、フッとフライが消えたのでもしやと思いロッドを上げるとヒットしてたりして。落とした瞬間からフライを見失った時もリーダーの糸ふけが「少しピンと張ったかな?」というタイミングで合わせるとフッキングしてたり。
最近、プードルさまさまでしたが、いや~、EHCも良いフライですね。
ボディがデカイからかすっぽ抜けることがあるのが欠点かな。
VARIVASフェザーライトドライ2110 #14で巻いてみました。このフックの特徴であるワイドゲイプにすっぽ抜け減少を期待しています。
試しに羽を意識的に長めにしてみました
そうそう、忘れてた。この写真の4コのEHC、何と、1本のハックルで巻いたんですよ。
高級ハックル、恐るべしです。
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